第8回原宿シネマ ベタベタ感を感じる映画たちvol.1

上映日時 2012年1月28日(土)15:30開場 16:00開演
上映作品 『ユー・ガット・メール』
館長 江口宏志/ブックショップ・オーナー

館長からの一言

「ユー・ガット・メール」は言わずと知れたベタベタな恋愛映画です。
小さな絵本専門書店を営むメグ・ライアンと、大型書店チェーンの御曹司、トム・ハンクス。同時は現実世界では商売敵でありつつ、ネット上では名前も知らないままひかれていくメル友でもあります。お互いを知らないまま徐々にひかれ合っていくその過程こそがこの映画の醍醐味で、この映画をベタベタにしている部分です。つまり、ベタとは誰もが経験、または想像をしたことを追体験する気持ちよさです。実名ベースのFacebookや、なんでも公開奨励の波を前にして、徐々にその人の魅力に気づいていく、という恋愛の一番の素晴らしい時間は崩壊寸前のように思えます。
ベタが存在しにくい時代のベタな恋愛の素晴らしさについて一緒に考えて見ませんか。

江口宏志(ブックショップ・オーナー)

表参道のブックショップ UTRECHT/NOW IDeA代表。 「THE TOKYO ART BOOK FAIR」を企画・運営するZINE'S MATE共同ディレ クター。アマゾンにない本だけが集まったウェブサイト、nomazonも運営する。
ユトレヒト公式サイト:http://www.nowidea.info

作品解説

インターネットで知り合った男女の運命的な恋を描いたラブ・ストーリー。
現実とメール上の2組のカップルの恋愛劇が、女流監督ならではの繊細な演出で展開していく。一流のハリウッド映画が王道の安心感に溢れるラブコメディの傑作。
泣いたり、笑ったり、怒ったりとナチュラルな表情が光るメグ・ライアン、そして安定感抜群のアカデミー賞俳優トム・ハンクスのやりとりが心地良く安心して観ていられる。物事を多面的に見ることの大切さ。何気ないことがとても大切に思える、優しい気持ちを持つことの大切さを教えてくれる。いつ観ても色褪せることのない王道の魅力一杯の一本。
本作は1940年に製作されたエルンスト・ルビッチ監督の『街角/桃色・ピンクの店』のリメイク。元々の設定は手紙で文通する設定だったというのも興味深いエピソード。

ニューヨークの片隅で、母親の代から続く老舗の小さな絵本屋を経営しているキャスリーン(メグ・ライアン)。彼女には同棲している恋人がいるがインターネットで知り合ったスクリーンネーム「NY152」の彼とのメールのやり取りに夢中。
そんなとき、キャスリーンの店のすぐ側に大手チェーンの大型書店が開店。このままではキャスリーンの店は潰されてしまう。実はこの大型チェーン会社の御曹司・ジョー(トム・ハンクス)こそが「NY152」の彼だった。キャスリーンとジョーは実生活では商売敵として顔を合わせれば喧嘩ばかり。だけど家に帰れば「Shopgirl」と「NY152」として、その日にあった事をメールで報告したり、お互いを励まし合う間柄に。メールを通じて、ふたりはますます惹かれ合っていく。お互い相手の正体に気付かぬまま…。

監督:ノーラ・エフロン 製作:ノーラ・エフロン、ローレン・シュラー・ドナー 製作総指揮:ジュリー・ダーク、G・マック・ブラウン、デリア・エフロン 脚本:ノーラ・エフロン、デリア・エフロン 原作:ミクロス・ラズロ 撮影:ジョン・リンドレイ 音楽:ジョージ・フェントン 美術:ダン・デイヴィス 編集:リチャード・マークス 衣装デザイン:アルバート・ウォルスキー 出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、パーカー・ポージー、ジーン・ステイプルトン、スティーヴ・ザーン、デイヴ・チャペル、グレッグ・キニア
1998/アメリカ/英語/カラー/119分 ©1998 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved

特典

漫画家の「堀道広さん」が当イベントのための書き下ろしてくれたマンガ「ぺっとり君 恋愛編(仮)」を来場者にプレゼントします!!

堀 道広

漫画と漆。1975年富山県生まれ。著書に「耳かき仕事人サミュエル」「青春うるはし!うるし部」(ともに青林工藝舎) パンラボ(web連載)内「パンの漫画」、等。HP「歳時記」http://michihiro.holy.jp/
来世では、ベタな恋愛がしたいです。

タイムスケジュール

15:30 開場
16:00 館長挨拶
16:10 上映開始
18:10 江口館長による「ユー・ガット・メール」からベタベタ感を感じるシ ーンを選んで”恋愛トーク”:スペシャルゲスト登場予定
18:40 終了予定

料金

一般 学生 ※1 原宿割 ※2
¥1,800 ¥1,500 ¥1,500

※1 受付にて学生証をご提示ください

※2 原宿在住・勤務されている事を証明できるものをご提示ください。

アクセス

会場:VACANT
東京都渋谷区神宮前3-20-13
最寄駅:東京メトロ「明治神宮前」駅(5番出口)/JR「原宿」駅(竹下口)
TEL:03-6459-2962